読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

おたくの手記

かくれオタクが過ごす日常。

旦那にオタクがばれるかと思った日。

 

今日、旦那に私がスキャンしたまま放置してしまっていた下絵を見られたことが発覚した。

「君が描いたの?」

隠れオタクである私は月曜から心臓が飛び出るかと思った。

出会った結婚しての8年間なんの隙も与えなかったはずが同居して1年たたずして私のぐーたらさが招いた一言だった。

干された洗濯物ごしにいるで有ろう旦那と目は合わせられない。

 

 

まず私だが絵に関して物心つく時には描いており、田舎だった為遅くはあるが高校生で初めて地元の小さなイベントに参加しそこから1年に数冊コピー本を出すレベルで活動していたので結婚した去年まではがっちり原稿もこなしていた。実家では漫画アニメゲーム好き、絵を描く事は周知されていたが「おたく」という分野に知識がなかった為、特に突っ込まれることなく素晴らしいオタクイン実家暮らしをしていた。

しかし問題は昨年からだった。結婚が決まった。もちろん旦那とは同居だ。

まず漫画の選定から始まり大量の薄い本は片手の指で数えられる数に更に厳選した。

コスの衣装とフィギュアは未だ実家。

婚姻届をだしパソコンと本棚が私の生命線となった。

基本平日いつも絵を描いていた時間は炊事の時間となり、食事後も一人ではないからなかなか絵は描けない。

相手仕事の土日やうたた寝している時間が私のお絵かきタイムとなった。隠れオタクの片鱗も察することなく同居できていた。

 

そんな生活も、もうすぐ1年になろうとしたときの言葉だ。

 

「君が描いたの?」

 

ああ、私がかいたさ。二次創作ってやつのイラストだね。

顔ばっかだけど手とかいつもよりうまく描けたと思うんだけどどうかな。

 

そんなこと言えるはずもなく「あ!友達がスキャン持ってないからデータにしてって言われたんだよね~原画返すの忘れてたや!ありがと~」と息を吐くように嘘をつき私は仕事へ出かけていった。

 

いつも言った事をすぐ忘れる旦那よ。頼む今日のこともいつも通り忘却してくれ。

 

私の慌てた心は収まらない。

液タブを購入してしまった。